藤川日記



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フジのひとりごとフジのひとりごと

特別編『担任団タイ珍道中』


   5月7日(月)

 えー、ようやくタイ旅行記が完成し、通常の「藤川日記」を書けることになりました 。また一教師のくだらない日常をだらだら書き綴るのでお付き合い下さい。

 それにしてもタイ旅行記は苦労した。というより、あんなに長くなるとは書き始める ときはちっとも思わなかった。1日分がA4の用紙に1ページとして、4日分で4ペー ジぐらい書いて終わりにするつもりだったのだけれど...。あれもこれもと思って書 いていたら23ページの大作になってしまった。コジコジとゆめは面白いと言ってくれ たけれど、みんな読んでくれたのだろうな。ちゃんと掲示板に感想を書くように。

 さて、今日は連休明けで久しぶりに授業をやった。4月24日にのどをやられて声が 出なくなって以来だから、およそ2週間ぶり!声は出るようになったけれど、ずっとし ゃべっているとせきが出てしまい、調子は今一つ。生徒達も休み明けのけだるさと球技 大会疲れで、ぼーっとしているし。で、授業準備をやる気が起きなかったので、空き時 間に先日作った「2000年度合唱部門・ダイジェスト版ビデオ」を一部手直しした。 私は今年はご存じのとおり担任を持たせてもらえず、生徒部という希望者が少ない分掌 に配置された。生徒部での私の役目は、お掃除係(美化委員会担当)と合唱祭盛り上げ 係である。ということで、今年の合唱祭を盛り上げるべく、PR活動の一環として去年 の合唱祭のビデオを上映することにしたのだ。どういう内容のビデオにするか悩んだが 、結局学年優良賞と金銀銅受賞クラスの自由曲・全18分という内容にした。どれも素 晴らしいものであったが、やはり3年生は違うなあとあらためて思った。完成したビデ オをコジコジと視聴覚室で試写したが、去年の感動が蘇ってきて何だかジーンとしてし まった。昼休みに合唱委員の広報担当の生徒達ともう一度見たが、またジーンとしてし まった。ちょっと変かな?

 部活を終えて学校に戻ると、ゆめとまみが私を待っていた。ゆめは「今日は部活があ るので5時30分にならないと戻れない」という私の掲示板の書き込みを見たにもかか わらず、4時前から来ていたらしい。掲示板には「お土産はどらやきがいい」とも書い たのだが、これも軽く無視されてしまった。合唱祭ビデオを見ながら彼女たちの大学生 活を聞く。二人とも何やかんやと不満を述べながらも楽しくやっているようで安心した が、ゆめがムフフの話を匂わしてきたので、もったいぶらずに教えろよと迫るが話を濁 された。まあいいけどね。どうせ誰かが教えてくれるさ。

 以上のように書くと誰もそうは思わないだろうが、この日は久しぶりに仕事をしたの でとても疲れた一日だった。これは本当です。

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  5月8日(火)

 昨日久しぶりに授業をやった反動も無く、1・2時間目の日本史の選択授業はしゃべ りまくった。授業をやっていると、時々トランス状態になることがある。生徒が聞いて いるか聞いていないかは別として、授業でしゃべっているうちに頭がハイな状態になっ て、あることないことよく次から次と口から出るなあと自分でも感心してしまうことが あるのだ。では、その授業が良い授業かといえば、そうではないところがまた難しい。 何年やっても納得がいく授業はなかなかできない。

 昼休みに合唱委員会が開かれ、合唱祭の歌う順番の抽選が行われた。トップは1年4 組(しおみクラス)で1年4組の委員は1番を引いて「あちゃー」という顔をした。注 目の3年生は、3・2・1・4・5・6組の順番となった。3年3組の委員が3年のト ップを引いた瞬間に「やったー」と歓声を挙げていたのはどういうわけか。3年のトッ プはどんなに上手く歌えても、思ったほど点数は伸びない。なぜなら、3年は1・2年 より絶対に上手いという先入観が審査委員にはあり、その3年のトップに歌うクラスに は最高点はつけられない。次に歌うクラスがトップのクラスより上手いと点数のつけよ うがなくて困るからだ。3・4番目あたりがほど良い順番であろう。ラストの18番目 は、休憩から時間が経ち過ぎて声が出ずらいのと長い緊張感による疲れによりベストの 順番ではないように思う。

 午後から雨になり部活は校内でのトレーニングとなった。北高は校庭・校舎が狭すぎ て、雨の日に部活をやるスペースが無いのが悩みの種だ。ウエイトトレーニングをやっ ていると、体育科のイクチンが「野球部と陸上部でウエイトトレーニングに使うバーベ ルや鉄アレイを柔道場に運んで欲しい」とおっしゃった。確かに体育準備室の前はウエ イトをやるには狭くて危険だ。そこで柔道場の中の倉庫にウエイト器具を移し、柔道場 の前の廊下でウエイトトレーニングをやることにして欲しいということだった。トレー ニングがやれる広い専用室を持っている学校がうらやましい。ところでサッカー部って 、ウエイトトレーニング必要じゃないの?ウエイトやってるクラブは野球部と陸上部だ けだが、他のクラブはやらなくていいのか。

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  5月9日(水)

 今日は朝からじめじめしていて何だか鬱陶しい(おお!鬱陶しいなんて漢字初めて書 けた?ぜ)。湿気のせいか、けだるい雰囲気が学校中を覆っているようだ。

 4時間目のHRの時間に生徒部の会議。合唱祭はもちろん文化祭に関することの幾つ かも決めなければならなかったし、球技大会の反省も行われた。この会議で「クラスト レーナー・クラスはっぴ」のことが話題になった。例年球技大会の時に、ほとんどがク ラスTシャツを作るが、今年はトレーナーやはっぴを作った3年生のクラスがあり、そ の是非が問題となった。私はトレーナーやはっぴ(いずれも3000円を超える値段) は行き過ぎだと思う。ここ数年の不況により経済的に苦しい家庭が明らかに増えている 。3000円はそんな家庭にとって大きい。しかし、クラスでトレーナーを作ろうと呼 びかけられれば、一人だけ買わないということは言いづらい。せめてTシャツの範囲で とどまるべきだと思う。

 昼休みに「2000年度合唱部門・ダイジェスト版ビデオ」を上映する。最初は人の 集まりが悪くて心配したが、徐々に増え40人ほどの観客が視聴覚室に集まった。2・ 3年生は自分や友人が画面に写し出されるとキャーキャー騒いでいたが、銅賞の「ジェ リコの戦い」が流れるとしーんと聴き入り、銀賞・金賞の「LOVE SOMEBOD Y」「ONE BY ONE」には感嘆の声をあげていた。審査結果発表の場面でこじ こじが指揮者のsaekoと抱き合う場面はうけていたけれど。私はまたもやじーんと してしまった。今年の合唱祭は果たしてどうなるか。金賞候補には昨年学年優良賞を獲 得した3年4組と6組(2クラス同点だった)が一応挙げられるが、2年の優良賞クラ スがそのまま金賞を獲得とは限らないからね。是非素晴らしい歌を聴かせて欲しい。

 5・6時間目は生徒総会が開かれた。新生徒会長は今期も女性である。我が学年では 男の意地を見せて6組のM君が会長として頑張ってくれたが、26期・27期とも女性 の会長さんとなった。堂々として立派に立ち振る舞っていた。やはり女性の時代なのだ と痛感する。生徒総会が終わり、球技大会とクラブの表彰があった後、なぎなた部の関 東大会壮行会が行われた。なぎなた部は当然ながら全員女性である。頑張れ男ども!

 放課後は職員会議。進路に関する重要な問題でもめて、2時間以上の長い会議となっ た。結局学校を出たのは7時を過ぎてしまう。なかなかハードな一日であった。

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  5月10日(木)

 新学期が始まったなあとぼんやり思っていたら、もうあと10日で中間考査である。 早いねえ。試験を作る見通しは全然立たない。それどころか、のんびりビデオなんか作 っていたものだから、授業の準備も追いつかない有り様。うーん、いつもこうやってぎ りぎりにならないと試験問題が完成しないんだよね。特に今年は世界史を教えていて、 さらに一昨年より少し古い時代(大航海時代)から授業を始めたので授業準備が大変な のだ。いやだいやだと言ってばかりいても誰も助けてくれないから、そろそろ試験問題 の構想を練り始めよう。でもこの日記を書いたりして現実から逃避しているのだけれど ...。

 昼休みに昨日に引き続き「2000年度合唱部門・ダイジェスト版ビデオ」を上映。 昨日よりは少なかったけれど、20人近くの生徒が見に来てくれた。金賞候補の一つに 挙げられている3年4組は自由曲を「宇宙戦艦ヤマト」に決定したそうだ。うーん、何 ともユニークな選曲。全クラス中トップに歌う1年4組は今日の昼休みから練習を開始 した。

 部活の終わり頃ににわか雨が降ってきた。かなり激しい雨で、学校に戻った頃にはず ぶ濡れ。声がでない悲惨な事態になったのも、元はと言えば部活中に雨に濡れたことが きっかけであった。また声がでなくなるのは勘弁して欲しい。しかし、今日は暖かかっ たのでセーフ。

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  5月11日(金)

 今日は金曜日。金曜日は授業が無い日なので、休暇をとって家族サービス。土日はク ラブの試合があるので、金曜日だけが一日中家族と過ごせる唯一の日なのだ。午前中は 銀行へ行って用事を済ませ、午後から神代植物園へ。休暇をとってわざわざ学校の近く に行かなくてもと思うであろうが、薔薇の時期の神代植物園は毎年訪れていて恒例にな っているのだ。今年は初めて3人で訪れることになった。平日で、まだ薔薇は咲き始め だというのに神植は多くの人で賑わっていた。客の多くがお年寄りで、のんびりと園内 を散策しておられる。次に多いのが親子同伴での遠足幼稚園児たちで、薔薇の美しさな どとは全く関係なく奇声をあげながら闊歩していた。我々は薔薇の前で写真を撮ったり して2時間ほどで神代植物園をあとにした。

 神戸屋キッチンで昼食をとってから家に帰ると、修徳高校野球部の顧問の先生から電 話。先程からものすごい雨が降っており、明日の試合は午後プレーボールにして欲しい とのこと。修徳高校(巨人の高橋尚成がここ出身)のグランドは常磐線の亀有駅からバ スで30分かかる超遠い所にある(埼玉県だ!)ので、午後プレーボールというのは助 かる。予定通り10時プレーボールだと、家を6時頃に出なければならなかったからね 。

 夕食の支度中に子供をあやしていると、彼が不思議な行動を繰り返していることに気 づいた。彼は私に抱かれると、しばらくは私の顔を見ているが、突然自分の顔を私の胸 にうずめて4、5秒うずめたままじっとしている。そしてその後、勢いよく私の顔を見 るのだ。初めはこいつは一体何をしているんじゃいと思っていたが、しばらくしてこれ は私に「いないいないばあ」をやってくれているのだ、ということがわかった。彼は私 の胸に隠れているつもりなのだ。こんなことが出来るようになったんだなあ。うんうん 、と一人頷きながら、わが子が繰り返す「いないいないばあ」に笑いかけたのであった 。

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[フジのひとりごと]

 タイ旅行記執筆のあおりを受け、このフジのひとりごとを書くのも久しぶりと言うこ とになる。掲示板には何回か予想を書いたが、馬券は毎週きっちりと買っていた。結果 はしょぼしょぼで、全然爆発しないのが大いに不満。そろそろ大儲けをしたい。

<5月13日(日) 京王杯スプリングカップ>
 安田記念の前哨戦だが、トロットスターが不在で高松宮記念2着のブラックホークが 人気になっている。しかし、ブラックホークにとって1400メートルは1ハロン長い 。ゴール前ぱったりという危険性大。他の人気どころのエイシンプレストンやスティン ガーも信頼性に乏しい。そこで狙ってみたいのはジョンカラノテガミ。気分屋なので機 嫌が悪いと引っ掛かって大敗を喫することになるが、気分よく走れば大外一気の差し足 が見られる。鞍上の蝦名に期待して、ジョンカラノテガミから総流しをかけてみたい。

 ちなみに大混戦の新潟大賞典は4枠の両頭から、京都のメイン都大路Sはビハインド ザマスクの復活に賭けてみる。  

 と以上の予想を土曜日の夜に管理人に送ろうとしたが、管理人のアドレスを紛失して しまい送れなかった(アドレスは掲示板の後に書いてあったことがわかったのは日曜日 の夜)。だから結果はこの時点でわかっている。京王杯スプリングカップは、ブラック ホークの失速は予想通りだったが、ジョンカラノテガミが内に入ってしまい、力を出せ ずじまいで惨敗。新潟大賞典は直線で4枠のクラフトマンシップが伸びてきたが、3着 止まり。都大路Sはビハインドザマスクが鼻差で競り勝った。3R中1R的中だからま あいいか。しかし、爆発は今週もなし。オークスは気合を入れて予想します。

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